2001年4月
2001年4月30日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■マケドニアで襲撃事件。安保理、事務総長が非難声明
土曜日、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国において、襲撃事件が発生し、8人の兵士が死亡し、6人の兵士が負傷した。安保理議長はきょう、報道声明を発表、この襲撃事件を非難、暴力停止を求めた。アナン事務総長も同様に、非難声明を発表した。
■事務総長、平和維持活動の終結に関する報告を発表
平和維持活動の終結に関する事務総長報告、発表。報告において、事務総長は、平和維持活動を成功裏に終結するうえで、武装解除や兵士の社会復帰、あるいは国境画定などの活動に必要な資金が不足していることが、最大の阻害要因となっている、と述べた。昨年11月、安保理が事務総長に対し、平和維持活動の終結について、この報告作成を委託していた。
■ 事務総長、ドナウ川保護の支援を約束
アナン事務総長は、ブカレストで開催中の「「ドナウ‐カルパチア地域における環境および持続可能な開発に関するサミット」に対するメッセージを送り、汚染などの脅威に晒されているドナウ川を保護する努力を国連が支持していく、と述べた。
2001年4月26日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■チェルノブイリ原発事故から15年目
チェルノブイリ原発事故から15年目を迎え、総会議長はきょう、将来、同様の事故が起きることがないよう、十分な予防と管理を行なう重要性を強調した
■WHO、劣化ウラン弾の健康への影響についてガイドライン
WHOはきょう、劣化ウラン弾の健康に対する影響に関するガイドラインを盛り込んだ報告書を発表した。報告の題名は、“Depleted Uranium: Sources, Exposure and Health Effects”。
2001年4月25日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■チェルノブイリ原発事故から15年、一層の援助資金が必要
チェルノブイリ原発事故から15年を迎えるにあたり、アナン事務総長は声明を発表し、悲惨な事故は依然として、多くの人々に影響を与えつづけており、国際社会は人道活動を支援するため、より多くのことをしなければならない、と述べた。
■旧ユーゴ刑事裁判所検察官、ユーゴ政府にミロシェビッチ逮捕状執行に関する質問
旧ユーゴ国際刑事裁判所の主任検察官Carla del Ponte氏はユーゴ政府に書簡を送付、ミロシェビッチに対する逮捕状の執行状況を尋ねた。今月、同裁判所書記Hans Holthuis氏がユーゴ法務大臣と会談した際、大臣は逮捕状執行を約束していた。
■コソボのアルバニア系住民、セルビア刑務所から釈放
セルビア刑務所に収監されていたコソボのアルバニア系住民143人が釈放され、きょう、コソボに到着した。UNMIKのヘケロップ代表は出迎え、依然として収監されているすべての人々の釈放と帰還を求めた。
2001年4月24日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■クリナ地区の長が殺害される。UNMIK代表、遺憾を表明
コソボにおいて、クリナ地区代表Ismet Raci氏がこのたび、何者かによって殺害された。この殺害事件について、UNMIKのヘケロップ代表はきょう、遺憾の意を示すとともに、治安情勢に憂慮を示した。
2001年4月23日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■KFOR新司令官、コソボの人々に協力を求める
KFORの新司令官、Thorstein Skiaker将軍はプリシュティナで記者会見し、コソボの人々に対し、KFORおよび国連に協力し、過激派の孤立化をはかるよう促した。
■事務総長、旧ユーゴ刑事裁判所・臨時判事候補者リストを提出
アナン事務総長はきょう、安保理に対し、旧ユーゴ国際刑事裁判所・臨時判事の候補者60人のリストを提出した。安保理は60人のなかから少なくとも54人を選び、これを受けて総会が最終的に、27人を選出する。これら27人の任期は4年間。この臨時判事制度は、安保理が11月30日につくったもので、裁判所の要請があったとき、これらの判事は裁判所の負担を減らし、審議の迅速化を助ける。
2001年4月20日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■UNMIK、法的枠組みパネルに対するメディア非難に失望を表明
「コソボ暫定自治政府のための法的枠組みに関する合同作業部会」のメンバーに対するメディア非難について、国連コソボ暫定統治ミッション(UNMIK)はきょう、声明を発表し、失望の念を表明。すべてのメンバーは偉大な専門性と、コソボの将来に向けてすばらしいコミットメントを示している、と述べた。
2001年4月19日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■コソボ:安保理、プリシュティナの爆弾攻撃を非難
きのう、コソボの中心都市プリシュティナにおいて、セルビア系住民をねらった爆弾攻撃が発生し、1人が死亡、1人が重傷を負った。きょう、安保理理事国は、この卑劣なテロ攻撃を非難し、犯人を早急に裁きにかける必要を強調した。安保理議長が、理事国を代表して報道声明を発表し、述べた。
2001年4月18日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■UNMIK、プリシュティナでの車爆発を非難
コソボのプリシュティナ中心部において、車が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。UNMIKのヘケロップ代表は、引き続く暴力事件に対し、深い悲しみを表明した。
■住民投票は国際的支持を欠く、とUNMIK代表
UNMIKのヘケロップ代表はきょう、コソボ暫定評議会の席上、コソボ住民投票を実施するという考えは、国際社会の支持を得られないし、コソボの最終地位は将来、コソボの人々が選んだ代表が国際社会とともに決める問題である、との趣旨の見解を示した。
■チェルノブイリ事故のようなケースでは、効率的緊急対応が重要
チェルノブイリ原発事故の教訓に関する国際会議、キエフで3日間の会期を開始。大島賢三人道問題担当事務次長は演説し、チェルノブイリ事故のような技術的災害の影響を緩和するためには、効率的な緊急対応メカニズムが不可欠である、と述べた。
■ボスニア:SFORが腐敗疑惑でゆれる銀行を捜査
ボスニア・ヘルツェゴビナにおいて、NATO主体のSFORはきょう、汚職疑惑にゆれるHerzegovacka銀行本店から文書を押収した。前回、4月6日に、同銀行の家宅捜査が行われたときには、クロアチア人たちによる暴力的な抗議デモが発生し、SFORや国連と衝突事件が起こったが、今回、こうした抗議行動はみられなかった。
2001年4月17日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■コソボ:セルビア系住民、国連の税金徴収所の設置に抗議
コソボ北部に税金徴収センターが設置されたことについて、セルビア系住民らが抗議の意を示し、一連のデモ行為を行った。この事態に対して、UNMIKはこれらセンターの設置は特に目新しいものではなく、コソボのすべての人々が税収入の恩恵を受けることになるものだ、と訴えた。
■スレブレニツァ虐殺事件容疑者、旧ユーゴ刑事裁判所で初公判
スレブレニツァ虐殺事件を首謀した罪を問われ、起訴・逮捕されたDragan Obrenovic氏が今週水曜日、旧ユーゴ国際刑事裁判所において、初公判に臨む。
2001年4月16日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■スレブレニツァ虐殺の首謀者、ハーグへ移送
このたび、スレブレ二ツァ虐殺事件を主導したとされる容疑者Dragan ObrenovicがSFOR部隊により逮捕され、旧ユーゴ国際刑事裁判所の施設に収監された。同裁判所の主任検察官Carla del Ponte氏はきょう、歓迎の意を表明した。
2001年4月12日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■安保理、コソボにおけるロシア兵殺害を非難
KFORによると、きのう、コソボの村Zujaにおいて、コソボ=セルビア境界画定作業を行っていたロシア人兵士が何者かに襲われ、死亡した。安保理議長はきょう、理事国を代表して報道声明を発表、この殺害事件を非難し、実行犯を裁きにかけるよう求めた。
2001年4月11日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■コソボ:セルビア人代表、自治政府の法的枠組みパネルに戻る
コソボのセルビア系住民代表Alexandar Simic氏はこのたび、コソボ暫定自治政府の法的枠組みに関する合同作業部会に戻った。4月5日、ユーゴのコシュトニツァ大統領は、ヘケロップUNMIK代表と会談し、コソボ・セルビア人たちの同プロセスへの復帰を促すことに合意していた。
■旧ユーゴ刑事裁判所、ミロシェビッチの即時移送を求める
旧ユーゴ国際刑事裁判所の検察官顧問Jean-Jacques Joris氏はきょう、ハーグで記者会見し、スロボダン・ミロシェビッチ氏のハーグへの即時移送を繰り返し求めた。
2001年4月10日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■ボスニア:セルビア帰還を阻害する襲撃事件にUNHCR憂慮
ボスニア・ヘルツェゴビナのクロアチア人支配地域において、セルビア人の帰還阻止を狙った襲撃事件が多発していることについて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はきょう、懸念を表明した。
■コソボ:国連ヘリ墜落事故、敵対攻撃が原因とはみられず
コソボにおいて、きのう、マケドニアとの境界近くを飛行していた国連ヘリが墜落し、搭乗していたKFORの英国人兵士2人が死亡、5人が負傷した。国連スポークスマンによれば、この墜落事故は、敵対的な攻撃によって引き起こされたものにはみえない。
■マケドニア大統領、コソボ国境の厳しい管理を要求
マケドニア旧ユーゴスラビア共和国の大統領Boris Trajkovski氏はきょう、人権委員会で演説し、KFORおよびUNMIKに対し、同国北部の国境地帯の管理をより厳しくし、アルバニア人過激派の侵入を防ぐよう促した。
2001年4月9日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■UNMIK、最優先分野で進展:安保理
安保理、コソボ情勢に関する公開会合を開催。平和維持活動担当事務次長Jean Marie Guehenno氏はそのブリーフィングにおいて、マケドニアとセルビア南部における紛争の否定的影響にもかかわらず、UNMIKが主な優先事項において進展を遂げつつある、と指摘した。
■ボスニア:国連、最近の騒乱事件における現地警察の行動を非難
国連ボスニア・ヘルツェゴビナ・ミッション(UNMIBH)の代表Jacques Paul Klein氏はきょう、ボスニア・ヘルツェゴビナの警察が最近起こった騒乱事件を画策したとし、非難声明を発表した。Herzegovacka銀行の腐敗を一掃すべく、Wolfgang Petritsch高等代表が暫定的に銀行総裁を任命したことに対して、先週金曜日、暴力的なデモ行為が行われ、国連警察官に負傷者がでていた。
■コソボ:集束爆弾破裂、援助要員が死傷
コソボ西部Grebnikにおいて、金曜日、ハロー・トラスト職員2人が、NATOの使用した集束爆弾の除去作業に従事していたところ、この爆弾が破裂し、1人が死亡、1人が負傷した。
2001年4月6日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■事務総長特別代表、ボスニアの騒乱を非難
ボスニア・ヘルツェゴビナにおいて、Herzgovacka銀行の腐敗疑惑。これを受けて、SFORと国連警察タスクフォースが、同銀行の調査に入ったところ、クロアチア人の群集が抗議し、破壊活動を行った。事務総長特別代表Jacques Paul Klein氏は、この騒乱事態を強く非難する声明を発表した。
■ユーゴ法務大臣、ミロシェビッチ逮捕状執行を約束
旧ユーゴ国際刑事裁判所の書記官は、ユーゴ法務大臣らと会談し、ミロシェビッチ氏に対する同裁判所の逮捕状を手渡したが、その際、逮捕状の迅速な執行の確約を得た。
■EU、UNMIK代表とコシュトニツァ大統領の会談を歓迎
欧州連合(EU)は、このたび行われたUNMIKのヘケロップ代表とコシュトニツァ大統領との会談について、UNMIKとユーゴ政府との建設的関係発展に向けた重要な一歩であるとして、歓迎の意を表明した。
2001年4月5日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■UNMIK代表、ユーゴ大統領と会談
UNMIKのヘケロップ代表、コシュトニツァ・ユーゴ大統領と会談し、1時間におよぶ建設的な話し合いを行った。両者は、協力関係を今後も継続していく旨合意した。
■旧ユーゴ裁判所、ユーゴ当局にミロシェビッチ氏起訴状を渡す
旧ユーゴ国際刑事裁判所の書記官はベオグラードで、ユーゴ当局者に対し、前大統領のミロシェビッチ氏の起訴状を手渡した。
2001年4月4日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■旧ユーゴ刑事裁判所書記官、ユーゴ訪問
旧ユーゴ国際刑事裁判所の書記官は、ユーゴスラビア政府当局関係者と面会し、スロボダン・ミロシェビッチ氏の逮捕状を同国当局に手渡すべく、ベオグラードを訪れた。
■コソボ:NATO代表団、アルバニア人過激派に警告
NATOのロバートソン事務総長と19理事国代表、コソボのプリシュティナを訪問。同代表団は、コソボ、マケドニア、セルビアのプレセボ峡谷におけるアルバニア人過激派の武装襲撃に対し、厳しい警告を発した。
2001年4月3日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■マケドニア=コソボ境界、再開
マケドニア・旧ユーゴスラビア共和国、コソボとの境界を再開。これにより、日用品や医薬品の輸送が可能となった。
2001年4月2日
(国連広報センター『毎日の動き』より)
■事務総長、ミロシェビッチ大統領の逮捕を歓迎
ユーゴスラビア連邦共和国当局、自国の国内法の下、スロボダン・ミロシェビッチ氏を逮捕。アナン事務総長、ユーゴ国際刑事裁判所の所長および主任検察官は、同国政府に対して、ミロシェビッチ氏の身柄を同刑事裁判所に引き渡すよう促した。
■ボスニア:国連本部での街頭デモ、平和的に終わる
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにおいて、ムスリム系市民の集団(150人から250人)が国連本部ビルを取り囲み、街頭デモを実施した。これら市民は、1995年当時、スレブレニツァを担当したボスニア司令官Naser Oric氏が起訴・逮捕されるとの情報に抗議の意を示し、デモに参加。しかし、後に、この情報は誤りで、同司令官は起訴されていないことがわかると、デモは平和的に終息した。
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