トップ SFP Sarajevo
 F.K.Krilo  

F.K.Kriloエンブレム F.K.Krilo Sarajevo

F.K.Krilo概要 ■ 現地活動報告 ■ F.K.Kriloの戦績 ■ スタッフとメンバー

 


F.K. Krilo Sarajevo トレーニング・レポート

2001.11.04(日) 10:30-12:00



  • 日時: 2001.11.04(日) 10:30-12:00

  • 練習場: ヴォイコヴィッチ旧軍事演習場

  • 参加者(メンバー)

    アーディス・ハシチッチ
    エディス・シャンダル
    ブラニスラヴ・シキマ
    セミル・ユキッチ
    セミル・タバク
    スヴェティスラヴ・シキマ
    ボヤン・シモヴィッチ
    アドナン・チェーリョ

    ====新メンバー====
    ダミル・メティリェヴィッチ
    セアド・クイェヴィッチ
    ベリン・アジョヴィッチ
    アドナン・ムヒッチ
    ミロスラヴ・ルキッチ
    ミルザ・スタンボリッチ

    計14人
  • 参加者(スタッフ)
    トレーナー: ズドラヴコ・ジェヴィッチ
    特別参加者:近藤正人、森田太郎、岡崎左希子


  • 練習内容
    • 準備運動+ストレッチ
    • パス回しの練習
    • 年代別に分かれての練習

      年少組み(9歳〜12歳):
      @マーカーを使ったドリブル練習
      A左右に大きくドリブルしながら進んでシュートの練習
      Bポストシュートの練習

      年長組み(13歳〜16歳):
      @コーナーキックの練習
      Aポストシュートの練習
      B手と頭だけを使ったミニゲーム

    • 紅白戦(8on8)

      Aチーム

      アーディス・ハシチッチ / スヴェティスラヴ・シキマ / ブラニスラヴ・シキマ / セアド・クイェヴィッチ / ミルザ・スタンボリッチ / ボヤン・シモヴィッチ / ダミル・メティリェヴィッチ / 近藤正人/

      Bチーム

      エディス・シャンダル / セミル・ユキッチ / セミル・タバク / アドナン・チェーリョ / ベリン・アジョヴィッチ / ミロスラヴ・ルキッチ / アドナン・ムヒッチ / 森田太郎

  • 練習メニューの詳細
     試合明けということもあってか、メンバーは若干少なかった。バビッチさんも試合の日に予定されていたゲストの招待を一日に繰り下げてくれたこともあって、この日は来れなかった。

     ヴォイコヴィッチは快晴で、芝の状態も霧が少なかったために滑りはしなかった。この日の練習にはフランスよりやって来た近藤正人と、ベオグラードからやって来た岡崎左希子も参加した。岡崎には練習中の写真を何枚か撮ってもらった。正人には練習に入ってもらい、静岡県立大学サッカー部レギュラーの実力で、子供たちにシュートやパスの見本を見せてもらった。ポストシュートの際は、基本に忠実なインフロントキックからのシュートで子供たちに強烈なイメージを残してくれた。

     練習はいつも通り、軽いランニングから始まり、ストレッチで身体をほぐした。中に一人入れてワンタッチでボールを回す(通称:鳥かご)を行った。ボール回しが終わると、チェロは年長組みと年少組みにメンバーを分けて、2つのグループで練習を行った。この練習は実に素晴らしかった。年少者には主にテクニックを身につけるための基礎練習が課され、年長者にはシュート練習、チームとしての動きの練習、ボディーコンタクトに耐えるための練習が課された。

     チェロは主に年少者に指導していたので、私と正人が年長者の練習に加わり、指導した。正人は素晴らしい見本となり、動き方、シュートの打ち方、パスの出し方と全てに大活躍だった。手と頭だけを使ったミニゲームは素晴らしく、パスは手で行い、シュートは必ずヘディングでしなければならず、ボールを持った人間はその場から動けないというルールだった。これは素早いパス回しの意識とフリースペースへの走りこみ、ヘディングでの競り合いなど、FKクリロの大きな課題を克服するに最高の練習だった。ゲーム形式だったことで子供たちも楽しめて、集中力の保たれた良い練習だった。

     年少組みに目を向けると、チェロが一人ひとりに細かいアドバイスをしながら、ドリブルワーク、シュートタイミングなどの感覚を養っていた。バステンがなぜか靴を履かずに裸足でテクニックの練習に励んでいた。「危ないから靴を履け」と私が言うと、「裸足の方がいいんだ」と強がっていました。確かにテクニックは最初裸足で養った方がいいとブラジル人が言っていたが、果たしてバステンはそれを知っていたのか否かは分からない。

     一通りの練習を終えると、8対8の紅白戦が行われた。この試合で面白かったのが、守護神セミル・ユキッチが珍しくフィールドプレーヤーをやりたがったことだった。GK以外のプレーをめったに見せない彼のFWは違和感たっぷりながらもなかなかのボールコントロールで面白かった。しかも、終了直前には劇的な同点ゴールを決めた。この試合では、セミル・タバクが先週の意識をそのままに、見事なマンマークで大型プレーヤーのブラニスラヴにしがみつき、自由なプレーをさせていなかった。オランダの世界最高のボランチ、ダービッツとまではいわなくても、なかなかいやらしいマンマークぶりだった。